恋ではなく、こころから君をあいしてるよ!

今日は仕事終わる時間の少し前に、後輩のS君よりメール。
「わたべさん、今なにしてんすか」
「仕事してます〜。そのあとはひまです」
ってな具合で、あがってから会うことになった。お互いに金欠のため、うちでごはん。

聞いてほしいことがある、というので、いろいろ聞いていると、なんか羨ましい悩みのような気もするし
哀れな悩みのような気もした。
「彼女がいるが、S君に気がある女の子とお茶に行った」という行為において
後悔とか、煩わしさ、後々の面倒さとか、罪悪感とかが入り乱れてんのかなって感じで。
誰かに言って、すっきりしたかったんやろうな。


かっこいい男の子はいいな。
据え膳はとりあえず、とか、言ってみたい、あたしも。


でもそんな台詞を眼前で聞いていて、私も彼を単純にかっこいいと思うのに、そういう風に恋愛対象として考えられないのは
やっぱり今の関係(芸術のことを熱く夜通し話せたり、何もせず一緒にぼんやりしていられる)が好きなんやろうな。


なんで人間は、セックスしたら心の関係が脆くなってしまうんやろう。
や、脆くなるだけではないけど。深まるものもたくさんあるけど。
でも、なんかうまく言えないけど、変容する。
脆い、というか、緊張感、みたいなものか。


ここまで書いておきながら、夫婦とかになるとまた次元はかわりますなあ。
セックスでどうこう、とかじゃないし、予想では。


大好きなんやけど、恋愛してしまうと絶対に壊れる、という関係はたくさんあると思う。
S君のことは、息子を思う母のような、弟を思う姉のような気持ちでいるから、そんな体に触れたい、とか全く思わへんのやろな。


とにかく、攻めの態勢の女の子はすごいってのも、教わった夜でした。