お父さんからのメール

ところで、先日の節分で、家でいわしと巻き寿司を食べ、ささやかな豆まきをしました。
綾子たちが小さかった時は、鬼の面をつけて、たくさんの豆まきをしたことを思い出していた。


次の日、杭瀬に行くと、駐車場で豆をみつけた。
杭瀬で、お父さんは鬼なのかな。



と、いうメール。
“杭瀬”は土地名。父の職場。

お父さんは、いつまでも節分には鬼の役をしたいんやんなあ。
今年は帰れなくってごめんね。
お父さんのすばらしさ、っていうのを、ひとりで生活するようになって痛切に感じる時がしょっちゅうあります。
私の考え方…主に、仕事のことや、人とどうやってつきあっていくかとか、そういうことは、お父さんの要素を強くもらってる気がします。
軸のぶれなさ。表面はあんなまったりしてんのになあ。
その感じ、わたしも!
(まあ、女やから、ふにゃふにゃした雰囲気で、実は強い芯がある!となると、完全にモテないんですけどね)
ひとりで暮らしてると、絶対にひとりを感じる瞬間がくるから
そういうときに「絶対大丈夫、なんとかなる」って
「つらいのも醍醐味ですやん」くらいに考えられるのは、ありがたい。


じゃあ次は、どうやったら私にもうまく伴侶がみつかるのかを、レクチャーして下さい、お父さん!