言葉にされるの巻

きらいかも、きらいになればいいかも、とか、わけのわからん思い詰め方をして、とにかく話ができるとうれしいのに、夜中まで電話に付き合わせて、なんか思った事を滔々と話して、結局「好きってなんなのかわからん」って恋人にぶつけるありさまで、それでも恋人は会いにきてくれた。

なんでそんなよくできた大人なんやろう…


まあ、一度も名前で呼ばれてないとか「好き」と言われてないとか、なんとなく不安に、勝手になっちゃってたのはある。
言われたらいいんかい!!って思うけど、多分言われるのと言われないのとでは結構違う。

私も、言えないから、お互い様で、でも、できるだけ言う努力はしないといけないなと思う、と、言っていた。ら、



恋人は唐突に、もしかしたらそんなに唐突でもないかもしれないけど、すきだよと言ってくれた。
なんとなく、すげえ色々考えを巡らせてくれたのかもしれないな、と思うと、どうしようもない気持ちになる。



私がどうして、今の恋人と、恋人になったのかを考えると、多分、大人になるためなのかも。
単純に、相手の気持ちを汲んだり、気遣いを、恋人にたいしてできるようになるためかもしれない。
恋人への気遣いのしあわせ、みたいなものを、学習させてもらっているのかも…


私も今度会った時は、なんかこう、目を見ておもしろいことを言いたい。