★告白のニュー


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【告白のニュー】

・男は背が高い。ハンサムである
・Kは背が高い。ハンサムである

雑然とした空間、四畳半ほどの
男は、その空間にあるなにか、いすみたいなものに座っている
Kは、壁にもたれかかっている
2人は対峙している


男「僕はいつも、思いつきで、こうやって誰かに恋人になってほしいって思う。
 いつもそれで、こうやって突発的に言うねん。付き合って下さいーって
 思ってたのとちょっと感じ変わっちゃったかもしれへんけど、まあ、付き合うてる子の入れ替わりも激しいし」
K「とっかえひっかえするんですか」
男「さみしがりなんやわ、僕。」
K「はあ」
男「女の子、今まで付き合ってきた子らね、告白の段階ではうまくいくはずやってんよ、どの子も。でも、なんか
  こう、わがままやけど、ちゃうんよねえ。手がね」

手のひらをぱっと開いて、こちらにもそうするよう促した。
手と手を合わせて、

男「合ってる、っていうんじゃなくて」

少しスライドさせて、指を組んだ

男「合うのがいいねん。こうやってガチって」
K「ん?」
男「手を合わせて、指を組むまでの過程は、僕に必要ないねん。」
K「でも、合うか分からないじゃないですか、」

Kはぼんやり考えている。
男の少し欠けた指
自分の足りないかもしれない考え
欲望のなさ
へ理屈
ない胸
へへ

求められる理由 ?

男は、なにか獰猛な、どうぶつのマスクをかぶってる、でも
それは否定する理由にはならない…

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久しぶりに、なんか書いてみようと思って書いたらめちゃくちゃになった。
リハビリってことで、ちょいちょい書くようにしよう。